何で予防歯科なの?
理念「予防と治療を通して地域社会の健康に貢献し、地域と共に発展していく」
理念が「予防と治療を通して地域社会の健康に貢献し、地域と共に発展していく」だそうですが、具体的に語ってください!
笠間の子どもたち、大人たちが健康でいてほしい。
元気があればなんでもできます。
「歯医者は予防に行くところ」と思う人が増え、地域の方の健康と未来へほんの少しだけ関わりたい・・・そんな思いです!!
「予防歯科」について、世間に認識されていると感じますか?
昨今の健康ブームからして、「予防医療」に対しての期待が非常に大きいことは感じます。
しかし、「予防歯科」に対しての認識は弱いと感じています。
「歯石を取るだけでしょ?」と思っている人が、少なくないかもしれません。
地域の3歳検診ですべての歯が虫歯の女の子がいました。
その子はずっと泣いていました、お母さんも泣いていました。
家でも歯磨きさせてくれない、恥ずかしくて歯医者に連れていけない、兄弟がいて余裕がない・・・なんだか悲しい気持ちになりました。
そして「子どもたちを絶対に虫歯にならないようにしたい」と強く思いました。
なるほど。予防歯科にどんな思いを描いていますか?
子どもなら虫歯、大人なら歯周病を予防して今だけでなく長期的な視点で一口腔単位、つまりお口全体を診ていく事が大事です。
お口全体ということは、舌位(ぜつい)といって舌の位置や、噛みしめをするアゴの筋肉も診て、全体的に治療します。
※詳しくは「生活習慣指導」をご覧ください。
駆け出しのころは「木(歯)を診て森(口全体)を診ず」だったのですが、森を診られるようになってきました。
食べることは生きること・・・食べたいものおいしく食べられることが、健康のために欠かせません。
友部の赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、お口から健康にすることが僕らのミッションです!
予防歯科とは?
予防歯科とは、虫歯と歯周病にならないように定期的に来院し歯の健診とクリーニングをすることです。
具体的には下記4つの施策を行います。
1.定期的な歯のクリーニング、検診を行います
口の中の状態を考慮して、1~3ヶ月に一度の歯周病、虫歯の管理を行ないます。
また、お家での歯のお手入れや食習慣のヒヤリングをもとにアドバイスして実行していただくことも大事な予防歯科の一つです。
2.生活習慣指導をします
「予防に勝る治療なし」を第一に、口腔の健康から全身の健康へ繋ぎます。
また、舌の状態を診るなど歯医者さんなのに歯以外のところも診ます。
詳しくは「生活習慣指導」のページをご覧ください。
3.小児歯科医が在籍
小児歯科医が在籍し、専門的且つ将来的な視点から子供の健康なお口の発達をサポートします。
インタビューはこちら
4.歯科衛生士は担当制
予防歯科で検診、歯のクリーニングは主に歯科衛生士(国家資格者です)が担当します。
歯科衛生士が担当制なら、患者さんの努力の積み重ねを診ることが出来、安心して通院することが出来ます。
5.お子さんやお父さんをサポート保育士が常駐/子供がたのしいキッズルーム
「子どもが小さいから」と治療をあきらめていたお母さんお父さん、保育士が治療中はお子様を見ますので大丈夫です!
キッズルームもありますので、楽しくお父さんお母さんを待つことが出来ます。
また、子供専用診療室がキッズルームのすぐ脇にありますので、お子さんの診療もスムースです。
よくある質問
Q. どれくらいの頻度で歯医者に行けばいいですか?
A. 1~3ヶ月に一度はいらしてください。
Q. うちでの歯ブラシの仕方や、糸ようじ、歯磨き粉の選び方も教えてもらえますか?
A. 喜んでお話しさせていただきます。その方に合った方法や道具をお勧めしますので、ぜひご相談ください。
Q. 予防歯科で掛かる費用はどれくらいですか?
A. 保険診療で可能ですので、3割負担でおおよそ3000~4000円です。笠間市の子供は赤ちゃんから高校3年生まで600円で受診可能です。(2023/11現在)