子供の歯の治療

子供が歯磨きを嫌がります、どうしたらいいですか?

ま、嫌がりますよね。(さっぱり)

そこを助けてもらいたいのですが(汗)。

大丈夫です、安心してください、ばっちりサポートしますから。
お父さんお母さんの仕上げ磨きが負担にならないように、正しい歯ブラシの方法をお伝えします。
また、歯ブラシの毛先が届きにくい歯の溝の部分には予防処置(シーラント:※1)をすることも有効です。
そして、お子さんに歯医者に慣れてもらうことも大事なので、気になったらいつでも来てください。
キッズルームがあり、保育士も常駐しています。
子どもの医療費は、笠間市は月2回まで600円で3回目以降は0円です。
友部は子供が多いのですよ・・・特急も止まるし、水戸線も常磐線もあるし、高速の出口も2個あるので便利なので人が増えていると思います。
子育て世代を全力で応援しますので、頼ってください!

小児歯科とは?

子供の発育段階に応じた診療を行い、将来的に健康的な永久歯や口腔機能の獲得を目指します。

当院の小児歯科(子供の歯の治療)の特徴

1.小児歯科医が在籍

日本小児歯科学会に所属する小児歯科医がおります。
小児歯科医が素朴な疑問に答える一問一答も併せてご覧ください。
「小児歯科医がズバッと解決!素朴な疑問、答えます!」

2.保育士が常駐

子どもたちが楽しく通えるよう、保育士が常駐しています。
歯医者が虫歯を治すためでなく予防で通うようにするためには、お子さんにとって歯医者が楽しい場所でなくてはなりません。
「歯医者に行きたい!」と思ってもらいたいです!
また、お父さんお母さんが治療中はお子さんをお預かりしますので、安心して治療や予防を続けてください。
※託児ご希望の際は、ご予約時にその旨お伝えください。

3.子供専用治療室があります

子どもがのるユニット診査台は、お子さん専用のものですので、安全に治療を受けることが出来ます。

4.広いキッズルーム

お子さんの治療前や、お父さんお母さんの治療の間に遊べる広くて明るいキッズルームがあります。

5.ベビーカーのまま入れるお手洗い

ベビーカーでも安心して入れる、広いお手洗いがあります。
もちろんおむつ替えシートも完備です。

小児歯科医がズバッと解決!素朴な疑問、答えます!

「子どもの歯は、何が何でも虫歯にしたくない!」
それはお父さんお母さんだけでなく、友部駅前オレンジ歯科の願いでもあります。
当院の小児歯科医がお父さんお母さんの聞くに聞けない素朴な疑問に答えます!

フッ素について

―フッ素の効果はどうですか?

歯科医院で塗る高濃度のフッ素は、年に2〜4回塗布すると効果的です。
しかし私はどちらかというと普段使用する歯磨き粉に入っているフッ素の方が大切であると考えており、日々の手入れの方が重要です。
また、フッ化物洗口(フッかぶつせんこう)というのがあって・・・フッ素入りのうがい薬ですね、それを継続して使うことも虫歯予防には効果があります。
私はカリエス(虫歯)リスクの低い子供に対して、むやみに高濃度のフッ素を塗っていないです。
フッ素を塗ったから日々の歯磨きはいいか、と思われるのは困ります。(笑)
歯医者のケアと自宅でのケア、どっちも大事です。

シーラントについて

―6歳臼歯の溝に入れる虫歯予防のためのシーラントは有効ですか?

シーラントは、溝の深い歯や虫歯リスクの高い子供に対してはとても有効です。

そのほか素朴な疑問

―いつから歯医者に行っていいんですか?

小児歯科医としては、歯が出てきたら慣れてもらう意味でも来てもらった方がいいです。

―症状がないのに、歯が生えてきただけで大げさに歯医者に行っていいのでしょうか?

そこは全然気にしないで、積極的に来てください!

―歯並びが悪いけど、どうしたらいいですか?

歯並びが悪くなりそうだという子はいます。
「乳歯の段階で隙間がない」とか「乳歯の時点で重なっている」など、乳歯列(にゅうしれつ:子供の時に歯並び)を見て悪くなりそうかの予測はつきます。
矯正の先生と連携しながら、子供の矯正が出来ます。
受け口などもご相談ください。

―哺乳瓶っていつまで使っていていいですか?

一応、歯科的には1歳半くらいまでです。
2歳になっても使用している場合は、なるべく減らしていってくださいと伝えています。
離乳食が始まって、虫歯の原因の砂糖を含む食品を取るようになり且つミルクも摂っていると虫歯発生のリスクとなります。
歯科的な理想は、離乳の完了とともにやめてもらう、です。

―「子供のおやつのあげ方」に、何かコツはありますか?

いつも指導しているのは、多くても1日2回まで。普段飲むものは、お茶や水にしてくださいとお話ししています。
おやつの内容もエネルギーが摂れればいいので、砂糖の多いものである必要はなくおにぎりとかフルーツがいいです。
キャラメルやアメなどの甘いお菓子を取るよりは、フルーツの方がベターです。
おじいちゃんおばあちゃんと仲がいいと、こっそり食べちゃうこともあるみたいです。

そこが悩みどころですね。

少し厳しいですが、ジュースも1回としてカウントしてほしいとお話ししています。
ジュースもかなり砂糖が入っているので。
参考:ジュースに含まれる砂糖の量(出典:いわき市ホームページ)

―子供が歯磨きを嫌がるけどどうしたらいいのでしょか?

家だと出来ないけど歯科医院だと平気という場合、歯ブラシの当て方や強さによる場合もあります。
その時は実際に当ててもらい、お母さんにブラッシング指導をすることもあります。
ご兄弟がいる場合は、お兄ちゃんの真似をしてもらったり一緒に磨いてもらったりします。

―歯磨きをする時、いつから歯磨き粉を使ったらいいですか?

歯が出始めたら使っていいです。
7か月くらいに乳歯が出てくるので、歯ブラシの先にちょっとだけ最小限の量で(うがいが出来ないので)使ってください。

―虫歯はどうしてできるか?と子供に聞かれたら、どう答えますか?

「甘いお菓子を食べているとバイキンがそれを食べて、そのバイキンが出したウンチが歯を溶かすんだよ」という感じです。

―レントゲンを撮ったら「永久歯がない」と言われてショックです。どうしたらいいですか?

永久歯がない乳歯をなるべく長く守ってもらいます。
一生残すことは難しく、持つ人でも40歳、早いと20代30代でなくなります。
虫歯でなくても、徐々に根っこが短くなって自然に抜けることが多いです。
抜けた後は、歯並びが悪いのであれば矯正治療を考えます。
歯並びに問題なくて矯正の必要がない場合は、インプラント、ブリッジや入れ歯を入れます。

―歯が1本少ないと診断されました、良くあることと言われたのですが本当ですか?

永久歯が少ない割合は、10人に1人と言われています。
前から5番目と2番目の歯が足りないことが多いです。

―子供が寝ているときにびっくりするような歯ぎしりをします、どうしたらいいですか?

結構相談はされますね。
特に咬み合わせ等に問題がなければ、積極的に治療することはなく、また、歯ぎしりで神経が出てしまうことも考えにくいため、多少すり減ってしまうけれど必要以上に気にしなくていいですよと伝えています。

【参考】
公益社団法人 日本小児歯科学会
東京歯科大大学院カリキュラム

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