歯が欠けた・詰め物が取れた
歯が欠ける、詰め物やかぶせ物が取れるとすごく慌てますが、急患で診てもらえますか?
必ず診るようにしたいですね。
「痛い」は必ず診ます。
仮に詰めるなどの処置も出来ます。
急患で診てもらえるのか?という思いがあるのですが。
痛いは、必ず診ます。
痛くても薬を飲んで我慢している人、結構いますよね・・・。
基本的に歯医者に「痛い」と来院するのは、虫歯が深いケースか、アゴに膿みが出来たかの2パターンが多いです。
どちらも薬では治りません、一時的に痛みは治まっても再発します。
少しでも違和感を覚えたら、痛くてたまらなくなる前に来てもらって、これ以上痛くならないかドキドキする時間を少しでも減らしてほしいなと思います。
歯が欠けたら、どうしたらいい?
欠けた歯は、乾燥させずに(牛乳か、学校でしたら歯牙保存液がありますので浸しておいてください)当院までお持ちください。くっつくケースがあります。
また、急患対応も可能ですので、まずは当院にご連絡(電話:0296-71-4141)ください。
詰め物が取れたらどうしたらいい?
そのまま付けられる場合もありますので、曲がったり壊れたりしないように気をつけてお持ちください。
また、早めに来院されることをお勧めします。
どうして歯は欠けるの?4つの原因
1.ぶつけて欠けた(外傷性)
サッカーなどの直接ぶつかったり転んだりしたことで、歯が欠けることがあります。
交通事故等で歯が欠ける、折れることもあります。
2.歯はぎしりで欠けた
歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちにすることが多く、知らぬ間に歯にダメージを与えます。
歯には自分の体重と同じ位の力が加わるため、ヒビが入ることもあります。
(食事時は、体重の半分から1/4の力で噛むように無意識に調整されています)
詳しくは「食いしばり・歯ぎしり」のページをご覧ください。
3.虫歯で欠けた
虫歯で大きく歯がなくなっている場合、残りの部分は脆くなっていて歯が欠けることがあります。
4.酸蝕歯(さんしょくし)で欠けた
飲食物の「酸」で歯が溶けるのが酸蝕歯です。
砂糖や炭酸飲料、かんきつ類や酢をダラダラと摂取すると、口の中が酸性のままになり、歯が溶けます。
歯が欠けたときの治療の流れ
1.一部欠けた場合
「コンポジットレジン」という硬いプラスチックで修復をします。
2.歯の多くの部分が欠けた場合
かぶせ物をします。
神経を残すことが難しい場合は、歯の根の治療をします。
3.根元から折れた/縦に割れた場合
歯を失ったときと同じ治療(ブリッジ・入れ歯・インプラント)をします。
歯が欠けたままだと、しみる/痛いなどの症状が現れ、汚れがたまり虫歯になりやすくなります。
見た目としても、前歯であれば欠けているのは目立ちます。
よくある質問
Q. 詰め物が取れたけどすぐに歯医者に行けません、どうしたらいいですか?
A. 優しく汚れを除去し、とても熱いものや冷たいものはしみるので避けましょう。
またその歯で噛まないようにしてください。
残っている歯が欠けてしまうこともあるので、早めの来院をお勧めします。
Q. どうして詰め物が取れるのですか?
A. 銀歯の場合、歯と銀歯をつけているセメントが経年劣化して流れてしまい、隙間が空いてしまいます。
取れるだけでなく銀歯その下が虫歯になっていることもあり、その場合は付け直すだけでなく治療が必要です。