歯のクリーニング、歯の健診(予防歯科)
しばらく歯医者に行ってないので、怒られそうです。先生は怒りませんか?
以前、歯科業界ではない人と話して「いや~僕、歯医者に全然行っていなくて恥ずかしいんですけれど」と言われ、ハッとしました。
そうか、みんな恥ずかしいと思うのだ、と。
でも僕らは、何とも思わないのです、仕事ですから。
「恥ずかしい」とか「先生に怒られるかも」と先回りして考えて、患者としては「どうして来なかったのですか」と言われるのが一番恐怖です。咎められるなら、「忙しいから行けない」という言い訳にしてしまいがちです。
恥ずかしいと思わずにぜひ来てください!
恥ずかしがらなくていいのですね!ちなみに、歯科検診や歯のクリーニングは、保険診療で出来るのですか?
大丈夫です。
安心してきてください!
歯科検診・歯のクリーニングとは?
学校で行う歯科検診よりもさらにしっかり診るのが「歯科医院での歯科検診」です。
集団検診は流れ作業のため、じっくり検診することは難しいのが実情です。
歯科医院で定期的に歯科検診をすると、虫歯が出来ても早期治療ができ、麻酔なしで治療ができる場合もあります。
痛くなってから歯医者さんに行くより、お金も時間も節約できます。
歯のクリーニングとは、歯科衛生士が専門的な機械を使って歯石や歯垢(しこう:プラーク)、バイオフィルム(バイ菌がネバネバして歯の表面にしっかり着いている状態で、排水溝のネバネバと同じ仕組みです。)を除去することです。
バイオフィルムは約3か月で歯石になるため、3か月に1回の間隔での来院をお勧めしています。
当院の歯科検診・歯のクリーニング特徴
歯科衛生士担当制を取っていますので、来院時からの経過や生活習慣、環境などを把握しながら施術、指導することが出来ます。
歯科検診・歯のクリーニングの流れ
1.虫歯等・歯周病のチェック
虫歯や歯ぐきの出血・腫れ・歯が揺れなどの歯周病のチェック、プラーク(歯垢:しこう)の付き具合などを細かくチェックします。
早期発見早期治療をするためにも、大事なチェックです。
2.歯のクリーニング(PMTC)
歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間、歯周ポケットの中など汚れがたまりやすい場所を専門的な機械や器具を使ってクリーニングします。(PMTC:Professional Mechanical Tooth Cleaning、専門家による機械的歯面清掃)
3.はみがき指導とホームケア指導
食生活の注意点や歯磨き指導・歯磨きの補助器具(糸ようじやデンタルフロスなど)の使用法を丁寧に指導いたします。
また、定期的な歯のクリーニング時に歯と歯ぐきの状態をチェックします。
いいお口の状態をキープできるよう当院衛生士が伴走いたします。
よくある質問
Q. 痛くもないのに歯医者に行っていいんでしょうか?
A. むしろそのタイミングで来てください!!!痛くならないために、痛くないときに歯医者さんに来てほしいです。
Q. 歯のクリーニングは痛くありませんか?
A. しみることがありますが、その場合には麻酔をすることもできます。
クリーニング後は歯がツルツルになるので、むしろ気持ちいいです。
Q. 歯科検診やクリーニングの間隔は3か月と決まっているのですか?
A. その方によってもっと短い間隔で来た方がいいケースもありますし、その逆もあります。
スケジュール的に難しいなどの場合は、遠慮なさらずにご相談ください。