口臭が気になる

口臭の原因の上位3位は?

ほぼ、歯周病ですね。
虫歯でもなりますが。

口臭になる虫歯って、よっぽどひどい虫歯何でしょうね。(汗)

急性の虫歯であれば、くさいです。
「急性う蝕」と「慢性う蝕」と2種類あります。※う蝕=虫歯
慢性は、黒く遅く進行していきます。
急性は、白い染まらない虫歯です。
急性の方が進みは速くて、作られた虫歯は無茶苦茶くさいです。

白い虫歯はくさい・・・なりやすい年齢はあるんですか?

子どもや若い人が急性になりやすいです
年齢重ねると慢性虫歯が多くなります。
いずれにせよ、定期的に来院して虫歯になっていないか?口臭、どちらのチェックもしていきましょう!

口臭(こうしゅう)とは?

息が臭いことです。
口臭の大部分は口の中に原因があり、その多くは舌苔(ぜったい:ベロの表面に付く白い苔状〈こけじょう〉のもの)と歯周病です。
全身疾患の予兆で現れる口臭もありますが、レアケースです。
気にする人もいますが強いにおいを自覚できない人も多く、社会的な健康問題となっています。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット

治療の流れ

口の中が匂いの原因であれば治療が可能です。
虫歯、歯周病であれば治療を行ないます。
口腔清掃不良など生活習慣によるものであれば指導をしていきます。
口の中以外が原因であれば、連携医療機関をご紹介します。

マメ知識:口臭には2種類ある!

「生理的口臭」と「病的口臭」の2つです。

生理的口臭

生活リズムや習慣、精神状態などによって起こる老若男女誰にでもある口臭です。
歯みがきやをしたり、食事や話をすることで弱まる口臭なので、あまり心配しなくいい口臭です。
効果的なブレスケアを実践しましょう。

起床時口臭:寝ている間、 唾液(だ液)の分泌が無く自浄性が失われるため口の中の細菌が増えることでおこります。

空腹時口臭:炭水化物が入ってきていない→「脂肪」や「たんぱく質」を分解→代謝産物の「ケトン体」が血液に入る→肺でガス交換時に、ケトン体の独特のにおい「アセトン臭」を発することで起こります。

加齢性口臭:薬の副作用などに口の渇きや、加齢による唾液の減少の口臭です。

疲労時・緊張時口臭:「固唾を飲む」というように、緊張時、ストレスフル時は交感神経が優位になり、唾液の分泌量は減り、その質もネバネバになることで起こります。
口呼吸による口臭:口で呼吸をすると乾燥し、口の中の自浄性が低下し、口臭がきつくなります。

ホルモンの変調による生理的口臭:女性特有で、妊娠時や月経時、更年期など、ホルモン(エストロゲン)バランスが変わるときに口臭が強くなります。思春期に体臭が強くなるのと同じように、口臭が強くなります。

飲食物や嗜好品による口臭:ニンニクなど臭いの強い食べ物やタバコ、アルコールで発生する口臭です。

病的(器質的・身体的)口臭

治療が必要な口臭が「病的口臭」で、その9割が歯科医院で治療が出来るものです。

歯周病:病的口臭の原因として最も多いです。歯周病の炎症でできる粘膜の剥離上皮(はくりじょうひ) や死滅した細菌、残った食べかすを歯周病菌(嫌気性菌)が分解時に「硫化ガス」を発生させます。

舌苔(ぜったい):舌苔とは口の内の細胞が剥がれ落ちて舌の上に溜まり、白く腐敗した沈着物です。
舌苔の除去は間違った方法でやると逆効果になるので、歯科医師、歯科衛生士の指示で正しい舌苔ケアをしましょう。

歯垢(プラーク)・歯石:プラークは細菌の集合体で、1グラムあたり10~100億個の歯周病菌がいて、固まったものが歯石です。

ひどい虫歯:小さな虫歯が口臭の原因となることは稀ですが虫歯が進行し神経まで達すると、痛みだけでなく強烈な口臭が発生します。歯髄が死んで腐ったにおいです。

ほか、歯科で診られる口臭は、ドライマウス(口腔乾燥症)、入れ歯の清掃不良などです。
口腔がんを見つけた場合は連携医療機関をご紹介します。

そのほか医科では、耳鼻科の疾患、呼吸器系疾患、肝疾患(肝硬変や肝臓ガンが原因の口臭は、アンモニア臭がします)
腎機能の低下(ジルチルアミンやトリメチルアミン、アンモニア臭がします)、糖尿病(リンゴの腐ったような甘酸っぱいアセトン臭がします)などが隠れていることがあります。

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